カナダ妄想紀行【その６】
今日は天気がいいらしい。
ここ連日、じめっとした雨の日が続いていたので
ここぞとばかりに、洗濯を仕事前に終わらせようと
少しだけ早起きした。
メイクを終え、コーヒーを淹れ終わると
ピーピーと洗濯終了のお知らせがなった
濡れている洗濯を抱え、窓を開けると
風がフワっと、洗剤の香りと混ざって部屋に入ってきた
私の妄想紀行スイッチが入り
昨日の夜に見ていた旅行雑誌の１ページを思い出す...
ぽわわわわ～♪(妄想に入る音)
【旅プラン】...タッタラー♪
・ギャスタウン蒸気時計
・本日の夫
～ギャスタウン蒸気時計～
バンクーバーといえば！！
と言っても過言ではない人気のスポットギャスタウンの蒸気時計。
１９７７年にカナダの時計技師によって作られ
世界でも珍しい、蒸気で動く時計だ。
１５分おきに、汽笛のメロディーと共に蒸気を噴き上げるらしい。
ウォーターフロント駅に降り立った私たちは
早速ギャスタウンへ向かった。
駅から左に進み、少しするとそこはレトロな雰囲気漂う道や建物が並んでいた。
この通りをウォーター通りといい、左右にはレストランやお土産屋さん
カフェやギャラリーが並んでいる。
歩いていると左手にはバンクーバー港が広がっていて
空の青とレンガの赤茶色、港の風が最高に気持ちよく
笑顔が止まらない！！
うっとりする街並みだ。
長めのワンブロックを過ぎたあたりにそれは姿を現した！！
「おおっ！！」
これだこれ！！と私たちはつい声をあげた
持っていたイメージが、蒸気時計がメインとして存在し、それに付随して観光地化しているのだろうと思っていたが
それは小さい町と一体化していて、町と一緒に年を取っている。
ここをより味濃いものにしている。
実際のところそんなイメージだった。
これは、来てよかった。
私たちは、蒸気の笛が鳴るタイミングを待って、記念に動画を収めた。
なんだか背中をグッと押されるような
そんな気持ちになる体験だった。
～本日の夫～
夫は蒸気時計につくと
じろじろと３６０度くまなく見ていた。
少し離れてみたり、方向を変えてみたり
普段から時計にはあまり興味のない人だが
「かっこいいなあ～」
と彼はしみじみ言っていた。
顎をグッと上げ、蒸気時計を見上げる後ろ姿は
今日もとても満足そうだ！
ぽわわわわ～♪(現実に戻る音)
さて、洗濯ものたち！
すっきり乾いてくれよ～。
「あ～あ！仕事行きたくね！」
と声に出して言ってみた。
仕事は嫌いじゃない。
でもそんな日がある。
是非、「気まぐれ有給」という枠を設けてほしい
そんなことを思いながら、
家の戸締りをし、今日も仕事に向かったのであった。
カナダ妄想紀行【その５】
今日は仕事は休みで、外は雨だ
明日は晴れるようだから、今日わざわざ洗濯はしなくていい
雨だと掃除も少しでいいやってなる
二度寝をしようか....
観ようと思っていたドラマを観ようか.....
明日の仕事の準備をしようか.....
せっかくの休みだから、雨雲レーダーとのにらめっこも明日の仕事に合わせた時間の逆算もやめて
コーヒーを淹れた。
カナダの風景の動画を流してニヤニヤしていると
私の妄想紀行スイッチが入り
昨日の夜に見ていた旅行雑誌の１ページを思い出す....
ぽわわわわ～♪(妄想に入る音)
【旅プラン】...タッタラー♪
・本日の夫
地下鉄Dundas駅とQueen駅に直結している、トロントイートンセンター。
カナダやアメリカのブランドを中心に様々なショップが入っている
トロント発のマックやルーツも並んでいて、町のショッピングの一つの中心ともなっている
巨大なフードコートも入っていて、カナダらしい多国籍なメニューが並んでいるようだ
天井まで吹き抜けの開放的なロビー
今日はカラッとした晴天。
ガラス天井から見える空は解放感が一層増して
わくわくする。
吹き抜けの空間には６０羽のカナダガンが羽ばたいている
カナダガンは渡り鳥で、食料や環境、いろいろな事情に合わせて場所を変え渡り跳ぶ
確か、某ジブリ作品の中で魔女が一緒に飛んでいた鳥がカナダガンだった
羽ばたいているカナダガンはこのイートンセンターの特徴の一つ。
それを見ていると、なんとなくまた開放的な気分を後押ししてくれる。
私たちはゆっくりぶらぶらモール内を散策した。
歩き回っているとすぐにお腹がすく。
一階に、様々なお惣菜や食べ物が買えるお店を見つけた。
量り売りをしていたりして、それはそれはオシャレで
美味しそうなお惣菜が並んでいる。
私たちは４ドルの巨大なブルーベリーマフィンとコーヒーを購入し、
一息つくことにした。
甘酸っぱいマフィンとコーヒーは最高の組み合わせだ
「あっ」
気が付くとマフィン以外、何も購入していないことに気が付いた。
こんなに素敵なものがたくさん並んでいるのに
どうしてだろう...
日本にいるときは、ネットでポチポチ買い物をしてはそのまま放置...
なんてこともある。
片づけをしても、ワンシーズン過ぎるとなんとなく部屋がごちゃついてしまう。
「ふむ」
どうしてだろう.....
まあいいか。
考えてわからないことは、執拗に考えても仕方がない。
つまり「少なくとも今の自分にはわからないこと」なんだろう。
開放的な空間にいると自然とそう思えてくる。
羽ばたくカナダガンを背に、私たちは次の目的地へ向かっていた。
～本日の夫～
夫は購入したマフィンの上にのっているブルーベリーの数を数えている。
数え終わると、ブルーベリーが平等になるようにそーっと割る...
「おおっ！」
と彼は言った。見せられたマフィンの断面には、中にもぎっしりのブルーベリーが詰まっていた。
満面の笑みでマフィンをのぞき込んでいる
美味しそうにジューシーなブルーベリーの入ったマフィンをほおばり
コーヒーを流し込む姿は
今日もとても満足そうだ
ぽわわわわ～♪(現実に戻る音)
さて、今日はネットショッピングは一切開かずに
雨の中スーパーに行こう。
材料を購入して午後は具沢山のマフィンを作って
夕方に少しの昼寝をしよう。
晴れた日に何もしないのは損？なんて思う日もあったけど
私にとって晴れの日の昼寝は
最高に贅沢な過ごし方なのだ♪
カナダ妄想紀行【その４】
今日は仕事が早く終わった。
蒸し暑い季節になってきて
真昼間にこうして開放されると、なんともじめっとした空気が
まとわりつく
いつもより時間があるので、コーヒーショップでアイスコーヒーを飲んで帰ることにした
お店に入り、アイスコーヒーを注文してパソコンを開くと
私の妄想紀行スイッチが入り
昨日の夜に見ていた旅行雑誌の１ページを思い出す...
ぽわわわわ～(妄想に入る音)
【旅プラン】...タッタラー♪
・ブティック・ド・ノエル・ド・ケベックin Quebec city
・本日の夫
～ブティック・ド・ノエル・ド・ケベックin Quebec city～
ケベック・シティは石畳の路地が多く残っていて、旧市街のあちこちにレストランやお店が並んでいる
コンパクトな町だが、坂が多いので
坂を上ったり下ったりする度に新しい景色を楽しめる
隅から隅まで散策をしたくなる、絵本の中のような世界だ
私たちはケベックシティに来たら絶対に行こうと決めていた場所がある！
その名も「ブティック・ド・ノエル・ド・ケベック」✨
５０００種類のクリスマスオーナメントが揃うお店で、一つ一つのお値段もそんなに高くなく一年中クリスマス気分を楽しめる場所だ。
旧市街の中心にあるダルム広場からすぐのところにそのお店はあった...
離れたところから見ても異色な雰囲気を出していて、本当に絵本の中に出てくるお店のようで、店内に入れば魔法で物が動いているのでは...なんて思わせる雰囲気
お店の看板はトナカイが走っていて、赤とゴールドで統一されているシンプルでノスタルジックないで立ちだ。
そこだけ時が止まっていて、今にも雪が降ってきそう。
いよいよ私たちにその瞬間が来た...いざ、店内へ！
お店に入った瞬間...
パアッ( ＊∀＊)☆☆
目の前がキラキラ優しく光っていて、一つ一つのオーナメントがそれぞれ存在感を放っている！
お店の中心には大きなクリスマスツリー☆
思った通り、夢のような世界だ！
私は毎年１１月に入る辺りからクリスマス映画をみたくなる
その中でも必ず見る映画は「ホームアローン２」
つがいの鳩のオーナメントが非常に印象的なストーリー。
なんとも中二心をくすぐられる...
日本では少なくとも私が行ったあらゆる場所では見つけることが出来なかった
いや、正確に言うとネットで類似品が売っているのは知っている
でもお店で見つけたときの感動を味わいたい...w
もしかしたらここならあるかも？
そんな期待も握りつつ店内をくまなく楽しんだ。
.....
私たちは一つだけオーナメントを購入した。
ほしいものはたくさんあった。
でも、またここに来る理由をたくさん残したかったので
一つにした。(←気取りすぎw)
毎年一つずつ増えていくであろううちのクリスマスツリーのオーナメントは
また一つ、大切な思い出をくれた
つがいの鳩のオーナメントがあったのか、なかったのかは
私たちだけの秘密...
なんてね。
(いつか本当に行けるときに確認しよう.....)
～本日の夫～
ケベックシティは、本当に魅力的な町で
歩いているだけでもたくさんの事に触れられる場所だ
レストランや雑貨屋さん、お洋服屋さんや帽子屋さん
路上でパフォーマンスしている人や、芸術品までいたるところに存在する
夫は街並みに夢中になり、ずーっとキョロキョロしている
石畳にちょくちょく躓きながら歩いている
注意をしても彼の興味は止まらない.....
なので、
あらゆる場所でベンチに座り、ゆっくり眺められる時間を作った。
そうした時間を作ると、ずっと歩いていたら素通りしてしまっていただろうな
というお店にも目が行く。
横を見ると、夫は散歩中の犬を目で追っている。
日本にいてもその辺は同じだけど
なんとなく、いつもより肩の力が抜けている気がした。
ぽわわわわ～(現実に戻る音)
アイスコーヒーの氷がとっくに溶けて
気づくといつもの仕事の終わる時間になっていた。
今日もいつものスーパーで買い出しをして帰ろう！
俄然、節約をする気力がふつふつと湧いてきた(￣▽￣)
いつもは面倒で一か所で済ませる買い物だが、
よし、今日はスーパーはしごして、お肉はお肉屋さんで買おう！
カナダ妄想紀行【その３】
とある日の仕事終わり
今日は忙しかった。
汗だくで帰路についた私は
お昼の時点で今日は夕飯をサボろうと決めていたので
近くのパン屋さんへ向かっていた。
部活帰りの高校生たちが、元気いっぱいに通り過ぎると
フワッ！と涼しい風がふいた
私の妄想紀行スイッチが入り
昨日の夜に見ていた旅行雑誌の１ページを思い出す...
ぽわわわわ～(妄想に入る音)
【旅プラン】...タッタラー♪
・グランビルアイランド in Vancouver
・本日の夫
～グランビルアイランド in Vancouver～
バンクーバーのダウンタウンから南のフォールス・クリークに浮かんでいる島
「グランビル・アイランド」
ここには、夢のような世界が広がっている。
今日はまず、目玉であるパブリック・マーケットへGO！！
パブリック・マーケットには、色鮮やかな地元産の野菜や果物、チーズやシーフード、焼きたてのパンやはちみつもある
また、フードコートもあり、そこでは人気の食事も楽しめる♪
今回のバンクーバー旅で私たちは、グランビル・アイランドからほど近い
バスで３０分くらいのところに宿がある。
前の晩に、グランビル・アイランドのホームページを見あさっていた私は
また一つ、自分的少し粋な過ごし方を思いついていたのだ...
グランビル・アイランドのホームページはすごい！ホームページだけでも
ちょっとした旅行感を味わえる上に、それぞれのニーズに合った
様々な過ごし方を提案している。
まさに、目で見て楽しい心踊らされるホームページに仕上がっている。
ホーム画面から「where to eat」を選択すると
一番下にRecipeという項目が出てくる。これがまた、たまらない程美味しそうな食事の写真たちがずらりと並んでいる
レシピには食材の横に、それが購入できるお店の名前がかかれており
すべてがパブリックマーケット内で完結できる仕様になっている。
な・の・で...♪
この中から一つを選び、レシピ通りにランチを作ろうという試みだ
私たちの宿には小さいキッチンがついているので調理は出来る♪
どの食事も美味しそうだが、旅行者としては、調味料はちょっと買いにくいので
調味料が少ないものを選ぶことにした。
見つけてしまった...私たちにぴったりのメニュー...
「ムール貝のパスタ」
タッタラー♪
夫は大のパスタ好き。しかも調味料は少な目で、ムール貝のだしを楽しめそうだ.....
想像しただけでごくりとしてしまうw
食材とそれが買えるお店の名前をメモして、私たちはいざ、グランビル・アイランドへ...
カナダdayを１週間後に控えたこの時期のカナダは、本当に気持ちのいい気候だ
歩いていても、バスに乗っていても、スカイトレインに乗っていても、
本当に気持ちがいい。
そんなこんなであっという間にたどり着いた。
まずは軽めの腹ごしらえをしようと思い
「グランビル・アイランド・ティー・カンパニー」
にて暖かいお茶を購入。
パン屋さんでアップルシナモンロールもゲット！
夫はコーヒーを買いにどこかへ行ったので外のベンチで合流だ
ダウンタウンやアクアバス、グランビル・ブリッジを眺めながら
１時間もかけてそれをたいらげた
程よくお腹が満たされた私たちは、いざ買い出しへ..
目に映るすべてのお店が
私たちには新鮮で、どれもこれも欲しくなってしまう。
寄り道しながらも、目当ての食材＋ブルーベリーを購入し
帰路についた。
帰りはお腹をよりすかせるために歩いた
購入したブルーベリーをつまみながら...
日本じゃやらないこういうちょっとした行動は、私の気分を少し上げてくれる♪
～本日の夫～
そういえば、朝食を購入し外に出たとき、
夫は先にベンチに座っていた。
風にあたりながら
気持ちよさそうにぼーっとしている。
何か考えているんだろうか？
こういう時の彼は周りの声があまり聞こえなくなる。
なんだか野暮な気がしたので...
とりあえず、もう一つ何か買ってくるか！
という気分になり、私はしょっぱい系のパンをもう一つ買いにお店に戻った。
その後合流すると彼は一言...
「お腹すいた～！」
ぽわわわわ～(現実に戻る音)
パン屋さんに着いた
「.....」
やっぱりパスタにしよう。
家にある海鮮ミックスとニンニクとワインで！
パン屋では、フランスパンの半分サイズだけ購入した。
こっちはガーリックトーストにしよう♪
カナダ妄想紀行【その２】
朝布団から起き上がると
まずキッチンへ行き、やかんを火にかけた。
床にクイックルを軽くかけて
空気の入れ替えの為に窓を開けると
外はまだあまり人通りはない。部屋にフーッと冷たい空気が流れ込む。
私の妄想紀行スイッチが入り
昨夜寝る前に見ていた旅行雑誌の一ページを思い出す…
ぽわわわわ～(妄想に入る音)
【旅プラン】…タッタラー♪
・スモークミートサンドイッチin Montreal
・本日の夫
～スモークミートサンドイッチin Montreal～
カナダの右下辺りに位置するケベック州モントリオール。
ケベック州の公用語はフランス語で、地名や道の名前もフランス語で表記されているらしい。石畳の道やレトロな建物は優雅で魅力的なものだ。
留学先としてもとても人気の地域で、有名な大学がいくつもある。
モントリオール観光を一日楽しんだ私たちは
次の日の出発が朝早いため、その日は早めにホテルに戻ることにした。
夕食を買って、ホテルでゆっくり食べようということになり
目をつけていたモントリオールの名物であるスモークミートサンドイッチにすることに決めた。
途中お土産屋さんで、観光地ステッカーを記念に購入した。
会計時、お店の店員さんにお勧めのスモークサンドイッチのお店を聞いた。
私たちはとてもワクワクしていた。
もちろん、スモークミートサンドイッチについてはばっちり予習済みであり、
ハンドブックにも有名店がいくつも載っていたが、
地域の人にお勧めを聞くのはなんだか憧れであり、粋じゃないか！
という気持ちからだった。
そのかいあって、私たちのハンドブックには載っていないお店を知ることが出来たので
よりワクワク感が増していた。
たどり着いた先は、８０年代を思わせるレトロで可愛い建物。
一歩お店に入ると、腹の虫を活性化してくれる香りが体いっぱいに入ってきた。
私たちはお勧めをテイクアウトで注文した。
注文を受け取った私たちはまっすぐホテルに帰り…
手を洗い、急いで部屋着に着替え...
いよいよ念願のスモークミートサンドイッチ！
蓋をあけるとそこにはお肉ギューギューギューのサンドイッチ、サツマイモのフライ、ピクルスが並んでいた。
「いただきまーす！！！」
部屋の窓際で、モントリオールの街並みを眺めながら
私たちは夢中でスモークミートサンドイッチを食べた。
感想は...「肉肉しい～！！！」
口いっぱいに頬張って食べる名物は、なんとも贅沢で
この上なく幸せな経験になった。
～本日の夫～
そういえば、一度お店の人にお勧めを聞くことに成功した夫は
味をしめたようだった…
色んな所でオススメを聞くようになったのだ。
日本ではとにかく人見知りな人だったはずだが...
寝る前、ホテルの部屋の隅で、自分のパソコンに丁寧にモントリオールのステッカーを貼る彼の後ろ姿は
なんだかとても嬉しそうだ。
ぽわわわわ～(現実に戻る音)
おっ、もうこんな時間。
チャチャっとハムエッグご飯を食べて
支度して仕事に行こう。
今日のハムエッグは、完璧な半熟具合だった。
カナダ妄想紀行【その１】
まだ春の名残がある夕刻に、私は仕事を終え、スーパーに向かって
歩いていた。
ちょっとひんやりした空気の中を歩いていると
私の妄想紀行スイッチが入り
昨日の夜見ていた旅行雑誌の一ページを思い出していた
ぽわわわわ～♪(妄想に入る音)
【旅プラン】…タッタラー♪
- CNタワー
- ハーバーフロントin Toronto
- 本日の夫
～CNタワー～
トロントのシンボルとも言えるくらい存在感のあるCNタワー！
高さは５５３．３３メートル、建設した鉄道会社の名前からCNタワーと名前がついたらしい。
ネットでトロントを検索すると、必ずと言っていいほどCNタワーが写った写真が出てくる。
オンタリオ湖を手前に、奥にはCNタワーとビル街が並んでいる風景写真で、私がカナダを一番好きな理由である要素がたくさん詰まった一枚なんだよな～と思いをはせる。
私と夫は青空の下、Union StationからCNタワーに向かって歩いている。
途中、Tim Hortonでコーヒーとドーナツを買った。
カナダに来て初めて、夫は自分で英語で注文をしていた。
店を出てスタスタと歩いていると、歩いている人がみんな当たり前に違う見た目をしていて、それだけで居心地の良さを感じていた。
夫は自分で購入したコーヒーを握りしめて歩いている。
すると突然、CNタワーが現れ、二人して「おっ」となった。
感想は…「でっかいな～。」
～ハーバーフロント in Toronto～
CNタワーの近くには、大きいオンタリオ湖があり、その付近をハーバーフロントという。
オンタリオ湖沿いにはいくつもベンチがならんでいて、ジョギングをしている人や芝生の上で横になっている人、軽食を取っている人とみんな各々の過ごし方をしている。
水面がキラキラしていて
カナダに来てから無限体力な私たちは
とりあえず風にあたりながら気持ちいい限りフラフラと散歩。
小一時間たった頃、さすがに小腹がすいたので近くのベンチに座ってドーナツを食べた。
感想は…「あま～い！」
～本日の夫～
そういえば、自分で初めて買った夫のコーヒーは、ミルクと砂糖がたっぷりのものだった。
注文時、最後の方Yes!を連発していたのが原因だろう…
実はいつもはあまり甘いコーヒーは飲まない。
でも、あま～いドーナツを、あま～いコーヒーで流し込む夫の表情はニコニコしていて、とても満足そうだ。
ぽわわわわ～♪(現実に戻る音)
さて、スーパーに着いた。
妄想紀行の時間の分いつもより一つ遠い先のスーパーにきた。
この大きいスーパーには確かメープルクッキーが売っていたから、甘すぎて少し苦手だけど、帰ったらコーヒーを淹れて二人で食べようかな♪
